出産レポ①からの続きです。
麻酔復活!
再び先生から痛みのレベルを1〜10で表すとどの位かと聞かれる。
序盤で既に10と言ってしまったので「20!20です!!!」と言った。笑
その後、背中の麻酔を入れ直すことになった。
再度、麻酔を入れ直してもらったら一気に下半身がどーんと効き始めた。下腹部もしっかり効いていて痛みが再びゼロとなった。本当にあの地獄から解放してくれてありがとう…。
再び助産師さんに内診してもらうと子宮口ほぼ全開だった。もう産まれるって時にやっと麻酔効き始めたのか、、と言う気持ちもありつつ順調にお産が進んできていてホッとした。
しかし、やはり左足より右足の方が強く効いていて、右足には全然力が入らなかった。
そろそろいきむ体勢に入りたいところだが、右足を立てようとすると力が入らずパタンと倒れてしまう。そこで、麻酔の効きが少し弱くなるまで待ちましょう、となった。その間、旦那と会話したりスマホをいじったりして過ごした。
いよいよ産まれる
もう21時くらいになっていた。
痛みが少しずつ強くなってきた。麻酔追加のボタンを押したかったが、右足に力が入らなくなってしまうので出来るだけ我慢するように言われた。あとちょっとで産まれる…頑張るか、と耐えた。
いよいよ分娩の姿勢に!
お腹の張りが来たタイミングでいきむのだが、全然さっきほどじゃないけどお腹痛くて辛い!
助産師さんから「大きいお通じ出す感じで力をいれて!」と言われる。
「肛門とお腹どっちに力を入れるんですか?!」とパニクるも、再度「お通じする感じで!」と言われたので、とりあえず肛門とお腹両方に力を入れておくことにした。
ありがたいことに助産師さんが掛け声をかけてくれるのでタイミングよくいきむことが出来た。
数回いきんだら、赤ちゃんの頭が出てくる感じが分かった。助産師さんに「もういきまないでいいよ!」と言われてすぐに、お腹の中のものがスーッと出て空っぽになるような感覚がした。
ついに爆誕!!
泣き声が聞こえて、赤ちゃんが取り出されるのが見えた。
我が子、衝撃の可愛さ!
助産師さんが産まれたてほやほや赤ちゃんを横に置いてくれ、記念写真を取ってくれた。
その後、お股を縫ったりされている感覚はあったが(気がつかなかったが会陰切開を少しされたらしい)、痛みは全く感じなかった。
ちなみに、このサーモンピンクの出産着は持って帰ってもいいとのことだったので、記念にもらった。
人生で一番感動した瞬間!産まれたて赤ちゃん可愛すぎて泣いたよ。
産後直後の体調
赤ちゃんを脇に抱っこし幸せな時間を過ごしていたら、気づけばもう夜中の0時を回っていた。
産後はもっとズタボロ状態になると思いきや、意外と超元気。麻酔がまだ効いていてまだお股も痛くない。気がつけば、8ヶ月間毎日苦しんだつわりの気持ち悪さもなくなっている!お腹も軽い!もう幸せ!といった気分だった。
部屋へ戻る時もスタスタ歩けた。約12時間飲み物しか口にできずお腹も空いていたので、旦那が売店で買っておいてくれたサンドイッチを深夜1時頃にモリモリ食べた。
次の日からは、お股の痛みで座ったり立ったり、トイレに行くのが辛かった。しかし、病院から処方されたロキソニン(痛みどめ)を飲んだら耐えられ、産後2日目以降は飲まずに過ごせた。
出産の様子はこんな感じ!退院後も多少お股は痛かったけど、普通にいつも通りの生活が送れるくらい元気だったよ。
無痛分娩体験まとめ
麻酔の効き方にも個人差があるので、全然痛くなかったという人もいれば、私のようにまあまあ苦しんだという人もいます。そればっかりは運もあり仕方ないかなと思います。でも、麻酔しないよりはした方が少しでも楽に産めると思うので、私がもし第二子を産むとしたら、迷わず無痛分娩を選択したいです。
また、無痛にしようかどうか迷っている人は、とりあえず無痛分娩ができる産院で予約しておくと良いと思います。麻酔を入れるかどうか当日決めることができるからです。実際に陣痛が来てから、「これならイケそう!」と思えばそのまま産めばいいし、「もう無理!」と思ったら麻酔をしてもらえたら安心で良いですよね。ただ、どこの病院も麻酔の先生が常にいて24時間体制で対応してくれるとは限らないですし、無痛は計画分娩でしか対応してもらえないというところもあるので、そこはよくチェックしておく必要があります。
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