6月上旬に順天堂医院で出産した際の、入院生活の様子について説明します。
基本的には、経腟分娩の場合は出産後4日目に退院でした。(帝王切開の場合は術後5日目に退院のようです。)入院期間は結構短く、やることが多くてとても忙しかったという印象です。
また、コロナの影響で残念ながら面会は禁止でした。
お部屋は多人数部屋と個室があり、私は個室を選びました。
入院中のスケジュール
まず、大まかなスケジュールはこのような流れでした。
ママの処置・検査等 | 助産師さんの指導 | |
出産当日 | ・出血等の問題がなければお部屋に戻れる | |
1日目 | ・処置室でお股の傷の状態を確認、問題なければシャワー解禁 | 母子同室スタート! ・オムツの替え方 ・授乳指導 |
2日目 | ・お腹の状態チェック、血圧と体温測定(毎日あった) | ・沐浴指導 ・搾乳指導 ・骨盤ベルトの巻き方や産褥体操について |
3日目 | ・朝採血 ・体重測定 ・内診 | ・爪切り ・肛門刺激のやり方 |
4日目 | 12時頃 赤ちゃんと一緒に退院 |
本来なら調乳指導もあるようですが、コロナの関係で行なっていませんでした。
赤ちゃんは、出産当日は新生児室に預かられ、次の日から母子同室で一緒に過ごすことになりました。
母子同室てどんな感じ?
寝れなくて大変!
だけど何より赤ちゃん超可愛い!一緒にいれて嬉しい!と思ったよ。
3時間ごとにオムツ交換と授乳をするわけですが、大体すんなり飲んではくれないし途中泣いたりもします。つまづいたら助産師さんに助けを求め、アドバイスをもらいにいったりしました。
そのため、ほとんどガッツリ満足に眠れることはありませんでした。私の場合、毎度スマホでアラームを付けて大体40分くらい仮眠しては起き、赤ちゃんのお世話をするという感じでした。
ちなみに、ベットの横で赤ちゃんが「ふにゃ」とか「ふぇ〜」とか可愛すぎる声で呟くのがいちいち気になり、より眠れませんでした。(笑)
しかし、基本的には母子同室ですが、ママが辛い時は新生児室に全然預けてOK!という感じでした。
また、トイレやシャワー室、売店などに行く際は赤ちゃんを新生児室に毎回預けに行きます。個室の部屋の場合は、部屋にトイレと小さな洗面台があったので、いちいち赤ちゃんを預けに行かなくて済みました。
赤ちゃんを引き取る時には、助産師さんに赤ちゃんの足首とママの手首に付けているネームタグの番号を伝えて、しっかり照合確認するようになっていました。
個室のお部屋どうだった?
全然ゴージャスではないけど、ひとりで落ち着いて過ごせてよかった!
他の人の声や音を気にしなくていいので、お部屋に戻るとホッとした気持ちになれました。
また、周りを気にせず旦那とスマホでテレビ通話できました。
トイレと洗面台が付いている点が最高に助かりました。入院中は傷がまだ痛むため、あまり歩きたくありませんよね。
あとは、小さいテレビとミニ冷蔵庫が付いています。(これは普通ですね)
総じて個室を選べてよかったと思います。
赤ちゃんのお世話と指導の様子
担当助産師さんはいますが、指導してくれる方は毎回変わりました。
●授乳指導
私の場合、赤ちゃんが眠ってばかりで起こしても起きてくれなかったり、なかなか乳首に吸い付いてくれなかったりと苦労しました。そのため、3時間ごとの授乳の度に、授乳の姿勢や赤ちゃんのポジションなどを教えてもらい助産師さんにお世話になりました。
自分の部屋で授乳しても良いのですが、授乳室に行くと基本的に助産師さんが常にいてアドバイスをもらえるので、出来るだけ授乳室に行って授乳していました。
私はまだ母乳があまり出ず、混合でミルクもあげていました。
ミルクは助産師さんに「ミルクくださーい」と言えば、適切な量のミルクが入った哺乳瓶をもらえました。ちなみに、哺乳瓶のメーカーはピジョン母乳実感でした。
●沐浴指導
実際に自分の赤ちゃんを洗います。私は、コロナの関係で両親学級や母親学級を受けていなかったのでぶっつけ本番でした。ちなみに、病院のベビーバスはとても深くて怖かったですが、助産師さんが一緒にやってくれたので安心でした。
沐浴後は綿棒で耳と鼻を拭ったり、お臍がぐじゅぐじゅしてしまった時の処置についても教えてもらいました。
病院のベビーバスは深くて難しいけど、ここでできたら家のでもできるよ!と言われて自信がついたよ。
●搾乳
実際に手で絞って教えてもらいましたが、この頃ちょうどおっぱいがガンガン張ってきていてとても痛かったです・・・。
おっぱいが張って赤ちゃんがなかなか吸付けない時など、自分で搾乳したいなと思う時もありました。そうゆう時は助産師さんから空いた瓶をもらえるので、そこに自分で搾乳し、赤ちゃんに飲ませていました。
●肛門刺激と爪切り
うんちがなかなか出ない時、オリーブオイルやベビーオイルを付けた綿棒を肛門に1センチほど入れてクルクル刺激。実際にやってみせてくれました。
爪切りは、赤ちゃんの爪があまり伸びていなかったのでできず。
授乳指導や沐浴に関しては、助産師さんから「今日は〇〇やりましょう!」と声をかけてくれます。
しかし、爪切りとか肛門刺激などはあとでやりましょうね〜くらいで、しばらくして「あれいつやるのかな・・」と思うこともありました。
助産師さんも忙しそうにしているので、知りたいことは待ってないで積極的に「教えてください!」と言いにいかないといけないなと思いました。
退院の流れ
何時に退院になるのか、これはお迎え等もあるので早く知りたいポイントですよね。
しかし、ざっくり午前中に退院とだけ告げられ、何時頃なのか分かるのは当日ギリギリでした。
11時頃、事務さんから入院費の精算等の書類をもらったので、旦那に電話して迎えに来てもらい、私が部屋を出る準備をしている間に旦那に支払いを済ませてもらいました。
その後、助産師さんから忘れ物がないかお部屋のチェックを受け、母子手帳の受け取りが済めばお家に帰れる!のですが、なかなかスタッフの皆さん忙しそうで時間がかかりました。
やっと全て終えて病院を出たのは12時すぎ頃でした。
病院からも色々もらうので、本当に本当に大荷物になったよ!ひとりで持って帰るのは絶対無理だ!
まとめ
赤ちゃんのお世話も何もかも初めてで、はじめは不安もありました。(特に産後はメンタル不安定…)
コロナで面会ができないということで心細い気持ちもありました。
しかし、しっかり助産師さんがサポートしてくれましたし、何より赤ちゃんが可愛すぎて頑張ることができました!
また、助産師さん忙しそうにしてるから話しかけにくいな、と思うことが多くありましたが、入院期間は短いです。退院したら、もう助産師さんは手伝ってくれません、、。知りたいことや不安なことがあったら積極的に聞いて出来るだけ解決してお家に帰れるといいなと思いました。
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