【コロナ禍 順天堂医院での無痛分娩】 出産レポ①

妊娠・出産

コロナ禍 第一子出産の体験記。

24時間体制で無痛分娩を行なっていることで有名な順天堂医院で出産することしました。

無痛分娩てどんな感じだろう、全く痛みを感じないの?と疑問を持つ人は多いと思います。ぜひ参考に読んでみてください。

前駆陣痛?らしきもの

妊娠39週4日目

深夜0時頃、なんとなく生理痛のような軽くお腹を壊したのかのような痛みを感じる。前駆陣痛は1ヶ月前くらいから頻繁にあったので、また前駆陣痛だろうな〜と思い寝ることに。でもなかなか治らないのでタイマーで時間を計ってみた。すると、15分、20分、1時間と間隔はバラバラ。まだ大丈夫か、と思い再び寝るもなかなかお腹の痛みが気になって寝れない。

そのまま早朝4時頃まで続いた。でもまだ15〜20分間隔で全然痛みも強くない。でもなんかソワソワ心配なので病院に確認の電話をしてみた。

「陣痛の間隔が10分になってくるまで様子を見ていいと思いますよ。」と言われる。(ですよね!早朝に電話してすみません!)

その後am7時頃、おしるしを確認。そろそろ本格的に陣痛始まるのではと思い、急いでシャワーを浴び朝ごはんを食べて、心の準備をする。

陣痛きたけど痛すぎる

10〜15分と痛みの間隔はなかなか定まらない。しかし、痛みの強さがどんどん強くなってきた。もう、下痢の痛みの数倍の下腹部痛だった。さすがにこれは痛すぎるので病院に再度電話で確認してみた。

「間隔が10分で定まるまでもう少し様子見てもいいですし、病院に来てもらってもいいです。でももしかしたら一度帰ることになるかもしれませんが。」と言われる。もうかなり痛いので行かせてください!と伝え、仕事を休んでくれた旦那と家を出た。タクシーを拾って病院へ向かった。

コロナのせいで入院中の面会ができないとのことで、必要な着替え等荷物は当日に全て持って行った。かなりの大荷物になった。陣痛もある中、自分ひとりでは到底運べなかったので、旦那がいてくれて本当に助かった。

タクシーの中でも痛みはどんどん強くなって行った。病院ついた頃には、痛みの波が来ると動けず声も出ないくらいになっていた。

入院決定!

昼12時頃、外来受付をし、待合室でまつ。

名前を呼ばれて診察へ、内診される。この時点で子宮口3㎝開いていて、柔らかくなっているので入院にしましょうと言われる。『出産は怖いけどこの長いつわりの戦いが終わる、赤ちゃんに会える!』と嬉しかった。

その後人生初のNSTをされる。お腹にバンドを巻かれてモニターの数値を見つめながら、ああ、そろそろ痛みの波くる…という恐怖がすごかった。

当日、前開きのロングシャツワンピを着ていったが、スムーズにボタンを開けてバンドを巻くことができ正解だった!のだが、うっかり変な柄のパンツを履いてきてしまったのは後悔した。(自分以外誰も気にしていない。笑)

その後、旦那と一旦別れ、私は助産師さんに連れられて分娩室へ向かった。

早速麻酔を入れてもらう

助産師さんから入院グッズを渡される。お手洗いを済ませ、その中の分娩着と産褥ショーツに着替えて早速分娩台に寝転んだ。痛みの波が来る度に助産師さんから深く長く呼吸をするようにアドバイスされるが、痛すぎてなかなか上手くできない。そして内診される。痛すぎて叫ぶ。

先生から、痛みの強さを1〜10で表すとどの位?と聞かれたので、この時点で「10!10です!」と言ってしまった。

また、麻酔はどうするかと聞かれたので、「もう今すぐ麻酔してほしいです!」と伝えた。

横になり、背中に麻酔を入れられた。少しチクっとした後にスーっと背中が冷たくなるような感覚がした。

その後しばらくすると痛みがほぼゼロに!

しろまる
しろまる

さっきの痛みが嘘みたいだ。でもなんとなーくお腹の張りが分かる感じ。

手元のスイッチを自分で押して麻酔を追加投与する仕組みになっている。でも、たくさん押しても一定時間経たないと薬が入らないようになっているから安全とのこと。

↑自分で押す麻酔のスイッチ

当時、コロナ禍で面会禁止だったが、立会い出産はOKになっていたので旦那も一緒に横にいてくれた。

麻酔のおかげで、旦那とおしゃべりしたり、スマホをいじったりしてリラックスすることができた。

だんだん痛みが強くなってくる・・・

助産師さんに内診してもらうと子宮口5㎝位とのこと。

手元の麻酔スイッチはこまめに押していたが、だんだんお腹が張るたびに痛みが強くなってきた。というのも、私の感覚ではお尻〜右足だけしか麻酔が効いていない感じがした。肝心な痛ポイントである下腹部のあたりは、効きが弱くどんどん激痛になってくる。助産師さんがフーフーと深く呼吸するように声かけしてくれるが、全然できない。

痛すぎて吐き気がしてきた。意識が朦朧としてきている中、何度か吐いた。

苦しむ私を見て、先生が麻酔の薬の種類を変えてくれたり調整してくれたようだった。しかし、状況は変わらず下腹部をナイフで刺されているような鋭い陣痛の痛みは続いた…。

しろまる
しろまる

人生でこんなに痛い思いをしたのは初めてだ、まさに地獄タイム!

コロナ禍 順天堂医院での無痛分娩 出産レポ②へ続く…。

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プロフィール

しろまる

3歳と1歳の年子姉妹を育てているママ。
宅地建物取引士、歯科衛生士、社会福祉士、FP3級の資格を持つ。

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